「ブラック上司」とは
「ブラック上司」とはその名前が表す通り「部下をつぶす上司」の事です。
ひどい場合は部下を鬱状態にさせたり、休職や退職に追い込んでしまいます。
基本的にプライドと自己保身能力は無駄に高いという特徴があります。
企業側にすら疎まれる「ブラック上司」
しかし「ブラック上司がいる企業」=「ブラック会社」という方程式は必ずしも正しいとは言えません。
と言うのも、「ブラック上司」には元々能力が優秀である故に企業側が対処に困るということがあるためです。
有能であるが故に部下を傷つける上司も多いということです。
ただ、その有能であるからという理由で「ブラック上司」を野放しにするということは、企業側の責任であり、そこを部下の立場や外から評価すれば「あんな人間を役職に置くなんてブラック企業だ」という企業全体の評価になってしまいます。
そのため、「クラッシャー上司」が堂々と存在している企業は、「ブラック企業」という評価がどうしても付き纏ってしまうのです。
部下をつぶす様々な手段
「ブラック上司は基本的にプライドと自己保身能力が高い」と言いましたが、そのため責任を取らず失敗を認めないという傾向があります。
じゃあ誰が責任をとるのか?それは勿論、部下の社員です。
正確には責任をとるというよりも、責任を擦り付けられ、挙句上司自身から責められるという、なんとも理解しがたい状況になってしまいます。
自分の事は棚に上げ、相手の過去の失敗を何度も何度も引き合いに出してきては避難する、ということもあります。
また「クラッシャー上司」自身は自分の非を認めないため、「申し訳ございませんでした」と謝罪することすらしません。
このような上司の下で働く社員にとって、プレッシャーとストレスは計り知れないものであるのは、すぐに想像出来るのではないでしょうか。