派遣労働者とは
雇用契約を結んだ派遣元の指示で派遣先へ赴き、派遣先の指揮命令に従って働く労働者です。
派遣労働とは、雇用契約を結んだ会社(派遣元)が労働者派遣契約を結んでいる依頼主(派遣先)へ労働者を派遣し、労働者は派遣先の指揮命令に従って働くという働き方です。
派遣先は、労働者から労務の提供を受けた後に派遣元に派遣料金を支払い、派遣元は、派遣料金の中から派遣労働者へ賃金を支払います。
なぜ派遣労働者になったのか
(1) 正社員として働ける会社がなかったから 44.9%
(2) 専門的な資格・技能を活かせるから 21.1%
(3) 自分の都合のよい時間に働けるから 20.6%
(4) 家計の補助、学費等を得たいから 17.7%
(5) 家庭の事情(家事・育児・介護等)や他の活動(趣味・学習等)と両立しやすいから 15.6%
(6) 自分で自由に使えるお金を得たいから 14.7%
(7) 通勤時間が短いから 14.4%
(8) 勤務時間や労働日数が短いから 10.1%
就業形態の多様化に関する総合実態調査(平成22年、複数回答)
契約社員に比べると組織に縛られることを嫌い、かといってパートほど自由時間への欲求も高くない。
専門性への指向は中程度で、正社員として働ける職場がなかったので派遣を続けている・・・というのが派遣労働者の傾向として出ています。
4割近くの人は正社員になりたいと考えていますが、別の会社に変わってから正社員になりたいと望む人の方が多いようです。